本資料は9月14日にドイツ・バイエル社が発表したプレスリリースをバイエル ホールディング株式会社の責任範疇において日本語に翻訳したもので、報道関係者各位へ参考資料として提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語を優先します。原文はwww.press.bayer.comをご参照ください。


ドイツ・バイエル社と米国モンサント社、農業分野のグローバル・リーダーを創造

  • 統合農業の提案という共通のビジョンを実現し、生産者にさらに強力なソリューションを提供し、次世代の農業のために業界をリードするイノベーション原動力を創出
  • 1株あたり128USドル、全額現金での取引はモンサント株主にとって44パーセントのプレミアムに相当、総価額は660億USドル
  • 当初3年経過後約15億USドルの年間予測相乗効果による重要な価値創造、その後はさらに統合ソリューションによる追加的な相乗効果も期待
  • バイエル株主は中核事業の1株あたり利益(EPS)において、買収完了後の初年度から効果を期待でき、3年度目は2桁台の増加率が見込める
  • 米国における強力なプレゼンス保持を明確化し、統合後の事業では、グローバルな種子・形質事業と北米事業の本部をセントルイスに置く

ドイツ  レバクーゼン/米国 セントルイス、2016年9月14日― 本日、ドイツ・バイエル社(以下「バイエル」)と米国モンサント社(以下「モンサント」)は、1株あたり128USドルの全額現金取引でバイエルがモンサントを買収するという条件で、最終的な合併合意に署名したことを発表しました。モンサントの取締役会、バイエル経営委員会、バイエル監査役会は全会一致でこの合意を承認しました。バイエルからモンサントに対する最初の書面による提案の前日である2016年5月9日のモンサント株の終値に基づくと、提案は44パーセントのプレミアムに相当します。

「私たちの二つの偉大な組織の統合を発表できることをうれしく思います。このことは私たちのクロップサイエンス事業の大きな前進を意味し、グローバルなイノベーション主導型のライフサイエンス企業としてのバイエルの核となる領域におけるリーダーシップ・ポジションをさらに強化し、株主、顧客、従業員、そして社会全体に実質的な価値をもたらすものです」と、ドイツ・バイエル社社長のヴェルナー・バウマンは述べました。

「本日の発表は私たちのこれまでの成果すべての証でありモンサントのステークホルダーのために私たちが創造した価値なのです。このバイエルとの統合は当社の株主にとって最大に魅力的な価値が提示され、全額現金対価は最も高い確実性があると信じています」と、モンサント社会長兼CEOのヒュー・グラントは述べました。

生産者のため強化されたソリューション

この取引は二つの異なった、しかし高度に補完的な事業の統合をもたらします。統合後の事業は、モンサントの種子・形質事業におけるリーダーシップとクライメート・コーポレーションのプラットフォームにとともに、すべての主要地域において広範囲の適用や作物に対応したバイエルの広義の作物保護の製品ラインから恩恵を受けるでしょう。結果的に、生産者は現在や将来のニーズを満たす、種子および形質、デジタル農業、そして作物保護の強化ソリューションを含めた、幅広い組み合わせのソリューションから恩恵を受けるでしょう。

またこの統合は、年間試算値で約25億ユーロの研究開発予算となる、両社の業界をリードするイノベーション能力と研究開発技術のプラットフォームを併せもたらすものでもあります。中長期的には統合後の事業は、イノベーションを推進し、強化されたソリューションおよびデジタル農業のアプリケーションに裏付けられた分析的な農業経済学の見識に基づいた最適な製品のセットを顧客に提供します。これらは調達の改良、利便性の増大、収穫高の増大、より良い環境保護、持続可能性において生産者にとって重要で継続的な利益を生む結果となることが期待されています。

「農業業界は現代における最大の課題の一つ、環境的に持続可能な方法で2050年までに世界で増加する30億人にいかに食糧を供給するか、の中核にあります。この課題は、種子、形質、生物農薬を含む作物保護における専門性と、イノベーションおよび持続可能な農業の実践への傾注を、より体系的に統合する新しいアプローチが必要であるというのが、両者の信条なのです」と、ドイツ・バイエル社経営委員会委員でクロップサイエンス部門代表であるリアム・コンドンは述べました。

「私たちは農業の新時代に入りつつあります。それには大きな課題があり、新しく持続可能なソリューションとテクノロジーによって、生産者がより少ない労力で多くを生産することを可能にすることが求められています。バイエルとの統合によってまさにそれが実現するでしょう―生産者が明日の障害を克服する助けとなるバイエルの作物保護ポートフォリオと私たちの世界レベルの種子と形質、そしてデジタル農業のツールを組み合わせたイノベーションの原動力です。モンサントとバイエルは共に誇らしい伝統と農業業界におけるイノベーションの素晴らしい実績を礎に、さらに包括的な幅広いソリューションの組み合わせを生産者に提供するものです」と、グラントは述べました。

価値創造

統合後の農業事業の売上高(試算値)は暦年2015年で230億ユーロに上りました。統合後の会社は著しい長期的成長の見込みで、農業業界では良いポジションにつくでしょう。統合による魅力的な長期的価値創造の可能性以外にも、バイエルは、この取引によって中核事業の1株あたり利益(EPS)が、買収完了後の初年度の終了時から増加し、3年度目には2桁台の増加率を株主に提供すると期待しています。 バイエルは、売上と費用の相乗効果の予測をデューディリジェンス調査の際に確認しており、年間の金利・税金・償却前利益(EBITDA)への全相乗効果による貢献は、当初3年経過後約15億USドルで、加えてその後の将来においては統合ソリューションによる追加的な相乗効果も期待しています。

資金調達とクロージング条件

バイエルはこの取引を借入とイクイティファイナンスを組み合わせて行うことを意図しています。約190億USドルは強制転換社債の発行と株主割当増資を通じて調達する予定です。570億USドルのつなぎ融資はバンクオブアメリカ・メリルリンチ、クレディ・スイス、ゴールドマン・サックス、HSBC、JPモルガンによって実行されます。

バイエルはこれまでの大規模買収事業後における秩序あるレバレッジ解消の実績があり、統合された事業の強力なキャッシュフローが財務状況の改善に貢献するものと信じています。バイエルは、クロージング後も投資適格格付けを目指し、長期的にはシングルAの信用格付けを確保していきます。

この買収はモンサント株主の合併契約の承認と必要な規制上の承認を含めて一般的なクロージング条件が適用されます。クロージングは2017年末と見られます。両社はクロージングを成功させるために規制当局と折衝を重ねていきます。さらにバイエルは必要な規制上の承認を取得できるとの確信を再確認しており、規制当局の認可を得られない場合、モンサントに対して20億USドルの違約金を支払うことを確約しています。

本部と従業員

統合後の農業事業はグローバルな種子・形質事業と北米事業の本部をミズーリ州セントルイスに置きます。グローバルな作物保護およびクロップサイエンス部門全体の本部をドイツのモンハイムに置き、さらに米国ノースカロライナ州ダラムおよび米国と世界各地に重要な拠点を置く計画です。統合された事業におけるデジタル農業の活動はカリフォルニア州サンフランシスコを拠点とします。

「この統合はイノベーションの最先端で活躍するであろう従業員にとって素晴らしい機会です。またこの取引によって、バイエルは米国25州で1万2千人の従業員を抱え、150年の歴史を礎にこの国に強く貢献していきます。私はモンサントが世界で最も尊敬され信頼される企業の一員として繁栄していくことを確信しています」と、バウマンは述べました。

バイエルは事業、地域、文化それぞれの面で買収事業を成功裏に統合してきた豊富な経験を備えており、イノベーション、持続可能性、社会的責任という強力な文化に尽力し続けます。

取引のアドバイザー

バイエルの主任財務アドバイザーおよびストラクチャリング幹事を務めるのは、バンクオブアメリカ・メリルリンチとクレディ・スイスで、両行が取引の資金調達を支援します。さらにロスチャイルドもバイエルの追加の財務アドバイザーとなっています。バイエルの法務アドバイザーは、サリヴァン・アンド・クロムウェル(M&A)と、アレン・アンド・オーヴェリー(ファイナンス)です。

モンサントの財務アドバイザーはモルガン・スタンレーとDucera Partnersです。法務アドバイザーはWachtell, Lipton, Rosen & Katzです。

バイエル ホールディング株式会社
2016年9月7日、東京


Bayer: Science For A Better Life

バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。「Science For A Better Life」というミッションのもと、バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売上高は463億ユーロ、従業員数は約117,000人。設備投資額は26億ユーロ、研究開発費は43億ユーロです。この数字は、コベストロ社として株式市場に2015年10月6日に上場した高機能ポリマー材料の事業を含んでいます。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。


About Monsanto Company

Monsanto is committed to bringing a broad range of solutions to help nourish our growing world. We produce seeds for fruits, vegetables and key crops - such as corn, soybeans, and cotton - that help farmers have better harvests while using water and other important resources more efficiently. We work to find sustainable solutions for soil health, help farmers use data to improve farming practices and conserve natural resources, and provide crop protection products to minimize damage from pests and disease. Through programs and partnerships, we collaborate with farmers, researchers, nonprofit organizations, universities and others to help tackle some of the world’s biggest challenges. To learn more about Monsanto, our commitments and our more than 20,000 dedicated employees, please visit: discover.monsanto.com and monsanto.com. Follow our business on Twitter® at twitter.com/MonsantoCo on the company blog, Beyond the Rows® at monsantoblog.com or subscribe to our News Release RSS Feed.


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追加情報とその発見方法
このコミュニケーションはモンサントとバイエルを含む提案された合併取引に関するものです。提案された合併に関して、モンサントとバイエルはモンサントの委任勧誘状様式スケジュール14A(「委任勧誘状」)を含めて、SECに必要な資料を提出する意図があります。このコミュニケーションは、いかなる証券の売却の提案もしくは買付の提案の勧誘またはいかなる投票や承認の勧誘を構成するものではなく、また委任勧誘状や、モンサントがSECに提出する、または提案された合併に関して株主に送る可能性のある他のいかなる文書の代わりになるものではありません。モンサントの株主は委任勧誘状を含め、SECに提出された全関連文書を入手可能になり次第読むことが強く推奨されます。そこには提案された取引についての重要な情報が含まれているからです。投資家と証券所有者は(入手可能時)無料でSECのウェブサイトwww.sec.gov.およびモンサントのウェブサイトwww.monsanto.comから文書を入手することができ、また、モンサントの株主は適切な時期に取引関連の文書を無料でモンサントから入手する方法についての情報を受け取ることになります。加えて、当該文書は(入手可能時)Corporate Secretary, Monsanto Company, 800 North Lindbergh Boulevard, St. Louis, Missouri 63167に請求、または(314) 694-8148に電話することにより無料で入手することができます。

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