2020年08月05日

バイエル、エランコ社への動物用薬品事業売却を完了

ドイツ レバクーゼン、2020年8月3日 ― ドイツ・バイエル社(以下、「バイエル」)は、米国に本社を置くエランコ・アニマルヘルス社(以下「エランコ」)への動物用薬品事業の売却を完了しました。両社は、昨年8月にこの売却に関する合意書に署名していました。この取引は、規制当局による承認の取得を含むクロージング条件を満たした上で完了しました。

取引完了時に、バイエルは、通常の買収価格調整額を差し引いた現金51億7千万米ドル(税引き前)と、エランコの普通株7,290万株(同社発行済み株式の15.5%に相当)を受領しました。バイエルは、今後適切な時期にこの株式を売却する考えを維持しています。株式は2021年中頃までの一定期間保持することが条件となっています。

動物用薬品事業の売却は、バイエルが2018年11月より開始した一連のポートフォリオ対策では最大の取引です。バイエルはすでに、コンシューマーヘルスブランドの「Coppertone™」や「Dr. Scholl’s™」の売却を完了し、ドイツのサイトサービス会社であるカレンタ社の60%の株式も売却済みです。売却されたバイエルの動物用薬品事業部は、従業員約4,400人を擁し、2019年には15億7千万ユーロの売上高を達成しています。同事業では、ペットや食用動物の病気予防・治療用の革新的な製品およびソリューションを開発・販売しています。

バイエルの社長ヴェルナー・バウマンは、「動物用薬品事業部社員の皆様の長年にわたる熱心な取り組みと、それによってバイエルに成功がもたらされたことに感謝したいと思います。エランコは、当社の動物用薬品事業の強力な新オーナーとなります。今回の取引によって、世界トップクラスの動物用薬品企業の一つが誕生します。当社は、従業員の利益を守ることにも成功しました」と述べています。エランコとの合意のもと、バイエルの動物用薬品事業部の従業員全員が1年以上の雇用継続を保障され、全体としてこれまでと同等以上の便益を得られます。

バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活に貢献しています。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に尽力し、バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は435億ユーロ、従業員数は104,000名(2019年)。設備投資額は29億ユーロ、研究開発費は53億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

エランコについて
エランコ・アニマルヘルス(NYSE:ELAN)は、食用動物やペットの病気予防・治療用の革新的な製品およびサービスの開発・販売を専門とし、畜産農家やペットオーナー、獣医、その他ステークホルダー、そして社会全体にとっての価値創造に取り組む動物用薬品のグローバルリーダーです。動物用薬品事業における70年近くの伝統をもとに、飼育動物の健康を改善する顧客を支え、地域社会や世界全体に有意義な影響をもたらすべく、尽力しています。エランコでは、動物の健康と人々や地球の発展すべてのために、「生活を豊かにする食糧や交流」というビジョンを追求し、「エランコの健全な目標(Elanco Healthy Purpose™)」という企業の社会的責任の枠組みをもとに活動を展開しています。詳細はwww.elanco.comをご参照ください。

バイエル ホールディング株式会社
2020年8月5日、東京

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合がある。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがある。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれる。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負うものではない。