ぬるぬるしたもの

ドアのちょうつがいに油をさすと、キーキーきしまなくなります。唇にリップクリームをぬると、かさかさになりません。このようなぬるぬるした物は、「潤滑剤」とよばれます。これは現代の技術の中で非常に重要な役割を果たしています。

用意するもの

味や香りがつけられていないゼラチン 4袋/四角いトレイ、料理用バット、オーブンの角皿など(24cm x 24cm x 深さ3cmくらいの大きさ)/料理用ボウル 1個/台所用液体洗剤/サラダ油などの植物油/深めの皿 2枚/秒針のついた時計/テーブルナイフ(!)/計量カップ/観察ノート

やりかた
1

料理用のボウルに2カップの湯を入れ、4袋のゼラチンをとかそう。

2

四角いトレイの内側にサラダ油をぬって、ゼラチン液を流しこみ、冷蔵庫でかためよう。(だいたい3~4時間かかるよ)

3

できたゼリーを、3cm角くらいのサイコロ形に、ナイフで切ろう。64個くらい作ってね。(8個×8個に切り分けるのさ)

4

15個を深めの皿に入れよう。もう1つの深めの皿を15cmくらいはなしたところにおこう。

5
イラスト

おうちの人か友だちに「スタート」と言ってもらい、親指と人さし指で1個ずつゼリーのサイコロをつまんで、もう1つの深めの皿に移すんだ。(ゼリーをつぶさないように気をつけてね)15秒間で何個、移すことができたか数えよう。 (おうちの方、ご注意ください!)手でさわったり洗剤や油をぬったりした後のゼリーを食べてはいけません。

6

すべてのゼリーを最初の深めの皿にもどし(つぶれてしまったものはすてて、新しいものを入れて15個そろえよう)、ゼリーの上に4分の1カップの液体洗剤を流し入れよう。洗剤とゼリーをつぶさないようにそっとかきまぜ、ゼリーの表面に洗剤が十分つくようにしてね。

7

さっきと同じ方法で、15秒間に何個のゼリーを移せるか調べよう。

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ここまでに使ったゼリーと洗剤をすて、両方の深めの皿をあらってかわかそう。15個くらいの新しいゼリーのサイコロを片方の深めの皿に入れ、4分の1カップの水を流し入れて、ゼリーの表面に十分に水がつくようにしよう。今度は15秒間に何個、移すことができるかな。

9

これまでに使ったゼリーと水をすて、新しい15個くらいのゼリーを片方の深めの皿に入れよう。4分の1カップのサラダ油を流し入れ、十分にかきまぜよう。今度は15秒間に何個、移すことができるかな。

10
イラスト

いちばん多くのゼリーを移すことができたのは、どの液体を入れたときだったかな。いちばん少なかったのは、どの液体を入れたときだったかな。潤滑剤としていちばんいい(つまりいちばんぬるぬるしている)のはどれかな。いちばんよくないのはどれかな。

ワンポイント蜂

自動車、トラック、飛行機、機械類はすべて、たがいにこすれあう部分をもっています。これらの部分は、潤滑剤を使わなければ熱を出したりすりへったりして、働かなくなってしまいます。潤滑剤は、いっしょに動く2つの面の間のまさつを減らすのです。