ふしぎからはじまるサイエンス

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「ふしぎからはじまるサイエンス」は、体験・質問型の理科学習を通して、次世代を担う子どもたちに自然に備わった科学的好奇心を高め、日常生活の中における科学の発見の楽しさを伝え、科学の理解力向上を図ることを目的としたプログラムです。
1992年米国バイエル社で「Making Science Make Sense(MSMS)」として始まり、現在米国では、1,200人以上の社員サポートスタッフが参加しています。アフリカ系アメリカ人女性初の宇宙飛行士として、1992年に毛利衛さんと一緒にスペースシャトル・エンデバー号に搭乗したメイ・ジェミソン博士もこの活動を支援する一人です。これらの活動が評価され、2000年、米国バイエル社はクリントン元大統領から、社会問題に取り組む企業・団体・個人に与えられる『プレジデントサービス賞』を授与されました。また、2006年には社会貢献並びに社員と地域社会との模範的な関係を通じて、優れた企業市民として活動した企業に毎年授与される、米国大統領賞のひとつである「ロン・ブラウン賞」を受賞しました。
この米国のプログラムをモデルに日本のバイエルでは、2002年から「ふしぎからはじまるサイエンス」をスタートしました。全国24,000校の小学校に実験ガイドブックを無料配布し、同ガイドブックを使用した理科の授業が行われる小学校もあり、全国より評価を得ています。実験教室『わくわく実験びっくり箱』はこれまで、計51校(2003年:3校、2004年:4校、2005年:4校、2006年:4校、2007年:3校、2008年:4校、2009年:5校、2010年:4校、2011年:4校、2012年:2校、2013年:2校、2014年:3校、2015年:3校、2016年:1校、2017年:2校、2018年:1校、2019年:2校)で実施されています。
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