2019年訪問校

子どもたちはテーブルの周りに集まり、ビーカーの中に火のついたろうそくを入れる科学実験を観察したり、実験に参加したりしていました。

理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を岐阜県と鳥取県で開催しました

バイエルは、子どもたちの理科に対する興味を高め「理科離れ」対策の一助となることを目指して理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を、2003年から16年にわたって毎年実施しています。2019年は、10月8日に岐阜市立梅林小学校、12月10日に鳥取市末恒小学校にて、2回の実験教室を行いました。梅林小学校では5年生39人、末恒小学校では5年生54人が参加。そして、バイエルから講師・社員スタッフ合計9名がそれぞれの実験教室に参加し、授業をサポートしました。

 

「わくわく実験びっくり箱」では、身の回りにある地元の特産品を毎回実験に取り入れています。ヨウ素液を垂らして色の変化を見るでんぷんの消化実験では、岐阜県では、県内で取れた枝豆や有名なお菓子「鮎菓子」、鳥取県では「とうふちくわ」と「らっきょう」を使いました。そして、酵素反応の実験として全員で体育館に移動し、毎回大人気の「にんじんロケット」の実験を行いました。ニンジンにはカタラーゼという酵素が含まれており、すりおろしたにんじんをオキシドールの入ったフィルムケースに入れると、カタラーゼとオキシドールに含まれる過酸化水素が反応して酸素が発生することを確認する実験です。フィルムケース内で発生した酸素によって、ケース本体が音を立てて飛ぶようすに、参加した児童から大歓声があがりました。

 

児童から寄せられたコメント:

 

  • 今回の実験は家庭にあるものでできる実験ばかりだったことが、他の授業と違いました
  • 予想と違ったことが次々と起こって、理科は不思議なことがいっぱいだと思ったので、家でも理科実験をやってみたいと思いました
  • にんじんロケットが1番楽しかったです。なぜかと言うとたくさん飛んだからです
  • 実験は簡単だったのでまたやってみたいと思います
  • 鳥取の両県とも県内のテレビ局や新聞社が取材に訪れ、この実験教室の模様は、当日のニュースや地元紙でも紹介されました。